VIPの特異性

「独立国家としてのvip板
自らをvipperと呼ぶ。
2ちゃんねる既存のAAを使わず、vipで産み出した新しいAAを中心に使っている。
他の板に攻め込む。
他の板から嫌われる傾向が強い。

VIPPERは自身を「VIP板住人」ではなく「VIPPER」と呼ぶ。固有の名前によって他のねらーと自己を区別した事で、強く独立意識が生まれたのではないか、と前から思ってる。「VIPの名無しさん」のままだったら*1ああはならなかったのではないか。
それと「VIPクオリティ」。ノリのいい行為は賞賛され、しかもそれがVIPPERたる必要要件として認知されている。クオリティが高いことは賞賛される要素であると同時に、集団への帰属の条件ともなる。価値観に名前を与えた事も重要。名の無い物は概念を共有できない。
「にちゃんねらー」は既にまとまりを生むには多すぎる、というのもひとつ。人はある程度小さいコミュニティにしか帰属意識をもたない。地球人と言われるのと杉並区民と呼ばれるのとでは帰属意識に違いが出る、そういう事。

*1:システムのデフォ名がどうとかいう話ではなく、本人達の自称として