黒木ルールについて
私は私の悪口を言わないでくれ、と言っているのではありません。
悪口を言うのなら黒木ルールに従って正々堂々と言いなさいと申し上げているのです。
私は匿名が悪いとは言いません。
匿名には匿名ならではの良さがある事も十分に理解しているからです。
しかしながら「匿名で悪口を言う」事は到底容認出来ません。
ルール決定者は管理人
黒木氏の発言を引用するが、同氏は
「匿名」で自由に発言できる場所があっても構わないし、「匿名」による発言が全く許されない場所があっても構わないし、そのあいだを取って「匿名」による批判だけが許されない場所があっても構わない
とはっきり言っている。
黒木ルールというルールを他人に押し付ける事が許容されるのは、当該場所が黒木氏の直轄地だから。だから自分のblogにおいて、黒木ルールを宣言して匿名コメントを受け付けないのは自由だが、自分も「お客様」に過ぎないwikiで他人に自分ルールを押し付けるのは傲慢極まりない。
同wikiで黒木ルールを含めた情報発信条件に関わるあらゆるルールを定める事ができるのは(少なくとも最終決定権を持つのは)管理人だけのはず。
黒木ルールを適用するという事
与太話。
黒木ルールの基本理念は「『匿名』による発言を平等に扱わない」事にある。同氏はwebだけでなく世界全体に対してこの姿勢を貫いているのだろう。
同ルールは、この黒木氏の世界に対する姿勢を、自分のサイト閲覧者にも適用するためのルールである。本当に「ルール」を適用されているのはどちらかと言えば読者側なのだ。黒木ルールを「匿名での発言は発見次第消去します」と言い換えるとその事が良く分かる。
だから、自分が世界を見るときに黒木ルールを適用して見るのはいつでも自由。こうやって適切なフィルタリング処理を情報に対してかけていく能力が「情報リテラシ」と呼ばれる。黒木ルールは、結局、「匿名による情報は役に立たない」という考えにまだ到達していない未熟な来訪者*1を匿名発言から「保護」するための手段と言える。
勿論、同じ視点を持つ人間にとっても、画面がすっきりして見やすくなるという利点があるが。