研究者とblogの関係

ネタを仕入れる時間がないし、なおかつ1日の大半を使って自分で仕入れたネタは全て公に出せないし出しても理解されないのです。必死に訳した論文をブログで発表しても、反応は薄いし同業者は無言でかっぱらって自分の論文にコピペするしで、ろくなことはありません。

じゃあ、書かなきゃいいんじゃない?と。どうしてスタート地点が「blogを書く」になるのかが不思議。
知識を自分で抱え込む研究者スタイルは、知識をシェアするというインターネットの性質になじまないのは事実。
個人的には、専門知識を知識の無い人に分かりやすくするのも研究者の役目だと思う。『海馬』*1は専門的かつ分かりやすくて面白かったな。象牙の塔にこもりっきり、というのは良くない。