散財

明日の飯にも事欠く有様なのに東方紅魔郷*1東方妖々夢*2を買ってしまいました。
東方妖々夢をプレイしたとかEasy全キャラ制覇とかいう記述が以前にあったのは目の錯覚もしくは幻想境の見せた夢です。
某カタログ購入は寸前で踏みとどまる。某計画のために万単位で金が必要だしね。
代わりにアレゲなノベルを一冊買ったのでまあそのうち。

008『EQ―こころの知能指数』ダニエル・ゴールマン

ISBN:4062080486
ひとり脳フェア第二弾。
就職活動のときとか、EQがどうのって話をよく耳にしたんだけど、単語聞いた事があるだけで概念を良く知らんかったので。
世の中を上手く渡っていくには知能指数=IQだけでなく、コミュニケーション力ややる気を出す力、諦めない事等の、こころの知能指数=EQも重要である、というお話。
どっちかってーと低EQな自分には耳が痛い… まあ、変えられるらしいのでこれから頑張ります。
小さいときのEQ教育が非常に重要、という印象を受けた。近日結婚予定の某知り合いにも奨めよう。
EQの重要性自体はいまは広く知られていると思うので、特に読む必要は無いかも。

009『話を聞かない男、地図が読めない女』アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ

ISBN:4072265144
EQ同様、一昔前の流行書。
男と女は違う。どちらが優れている、劣っているということではなく、ただちがう。
男女差別を単に否定するのではなく、男女の差は生物学的に間違いなく存在するものと断言して、その上でお互いに住み易い世の中を作ろうじゃないか、という感じ。科学的な部分をはしょって書く方針らしく、『海馬』『EQ』の後に読むと今ひとつ科学的な説得力不足を感じる場所もある。怪しげな数字だけ提示して調査方法とかを伏せるのはアンフェアだろー。
でも、内容は物凄い納得できる。少なくとも男の考え方はまさにこの本の通りで、否定できる箇所は殆ど無かった。
「女性の相談は相談ではない」ってのは何となく気付いてたんだけどね、もう一年早く読んでればもうちっとマシな時間の使い方できたのに…
というわけで、これからはこの本の記述を信じてモテ系を目指して頑張ります。

007『海馬/脳は疲れない』池谷裕二,糸井重里

ISBN:4255001545
読んだのは実は一月くらい前だけど、脳/心理関係をいくつか読むつもりだったんで貯めておいたうちの一つ。
東大大学院の脳の専門家池谷氏と、埋蔵金の人あるいはマザー2の人である糸井氏との対談。
これぞ理想の科学者って感じ。やっぱり学者は一般人に研究成果を分かりやすく還元するのがいいと思う。
内容もいい感じ。「頭がいい」=脳が良く働いている状態、と広く捉え、運動神経の良さとかコミュニケーション力までを頭のよさに含めてゆったりと語る感じ。
やる気の出るメカニズムとか、効率よく学習する方法とか、ちょっとためになるお話しもあり。前向きになれます。お勧め。文庫版*1も出たし。

*1:文庫版『海馬』 ISBN:4101183147